kurk board

メモ用紙を貼っ付けるコルクボードです。主に感想・雑文用。感想系はネタバレあるんで注意。

さいたまスーパーアリーナまでラブライブ! のライブに行ってきました!

 日曜日に。

 始発で行って、終電で帰りました。

 帰宅できたのは日付が変わった頃でした。

 土曜日と違い快晴だったこともあって、雪の影響はほぼありませんでした。電気街開店前の人通りの少ない秋葉原を練り歩いて、神田明神竹むら(この日はお休みで外見だけ)なんかにも行けるくらいには余裕がありました。予定通りに行動できてよかったです。「ラブライバーといる時の雪って、電車止まって帰宅できなくて月曜出勤できなくてsnow halation……(お先真っ白)」みたいなコメント残すことになったらどうしようかと思っていたのですが、取り越し苦労でした。

 

 

 ライブの席自体は、400lvの後ろのほうで結構アレな席だったと思います。ステージは言うまでもなく遠いし、メインスクリーンはバカでかいスピーカーで一部さえぎられているし、バックスクリーンのすぐ近くだったのでライブが始まってから一時間くらい経って初めてその存在に気付くし(気付いても近すぎて見れない)、μ’sがゴンドラに乗って回ってきてもやっぱり遠いし。アレな席の中でも、そのまたアレな席だったかと思います。双眼鏡はあんまり役に立ちませんでした。8倍だったこともあって(それは僕が悪い)。

 でも、やっぱり行ってよかったです。

 席の位置が悪いとかそういうのはあんまり関係ないんだなと思いました。

 これはLVでもそうだったんですが、正直に言うと、内容あんまり覚えてないんですよね。すごく盛り上がったことは覚えてるんですが、その他のことはあんまり。ライブ自体に、思わず我を忘れるくらい夢中になってしまったということです。『LOVELESS WORLD』の炎の演出が迫力あったとか音ズレとか、夜空を切りとるレーザービームはハート型を作っていたとか、一年後にSSAワンマンライブ決定とか、覚えているのは印象的な部分に限られます。一日目のLVの記事で、(百合オタとして)大盛り上がり必至だったはずの『硝子の花園』の振り付けに触れてないのもそのせい。楠田さんと南條さんがどんな風に絡んでたとかまるで覚えていないんです。タイタニック(みたいなポーズ)やってたような気がするけど定かではないですね。もしかするとμ’sが踊るステージよりも、アリーナ席のサイリウムの海を眺めてる時間のほうが長かったかもしれません。それはそれで結構きれいでした。LVではあまり見れませんし、BDでも観客席が映ってる場面というのは多くはないので。

 よく考えてみれば、曲聞きながら合いの手入れて、サイリウム振るリズムと動きを周りに合わせながら、ステージ見て、飛び跳ねながら大声で吠えるとか、そんな複雑な挙動できるわけねぇ! 

 ここまでくると『お前なにしにライブ行ってたの?』という思いになるかもしれませんけど、いや、行けてよかったと思ってます。

 ありきたりな感想になりますが、その場の一体感がすごく感じられました。そうなるともう席がどこであっても関係ないですよ。思う存分”のれ”ました。特に『no brand girls』は半端ないです。あの曲にもう一度”のる”ためだけにもう一回SSA行ってもいいとさえ思いました。ノーブラ最高!

 ただし、「あれ?」って思った部分がないわけではないです。

 MCがアッサリ気味だったし、重大発表も思ったより少なかったです。7thシングルの発表くらいは来ると予想していましたけどきませんでしたね。この辺はアニメ2期のスケジュール調整が絡んでそうですが、ナンバリングタイトルを濫発するのは避けようという意図もあるのかもしれません。

 結局は3rdライブとの比較になってしまいますが、あの時に本会場に居たかったなぁといまだに思うことはあります。LV会場も大変な盛り上がりでしたが、現地はそれ以上だったろうなと。

 最後に。

 『paradise live』は最後の最後に流れると思ったんですが、流れませんでしたね。その時は発売から間もないから、今回は避けたんだろうという考えしか思い浮かびませんでした。でも、次の日の朝、寝て起きても、ライブの興奮冷めやらぬところにふとこの曲を聞いて考えが変わりました。大盛り上がりのライブの余韻でできた喪失感に、見事なくらいスッと歌詞が入ってくるんです。そこで気づきました。そうかここまでがライブだったのか、と。

 僕はとんでもない思い違いをしていたんです。

 つまりこういうことです。

 まず、家に帰って、茫然自失の状態で、それでも何かを求めるように、CDプレイヤーの電源を、PCのオーディオソフトを、ポータブルオーディオのスイッチを入れてパライブを聞きます。そこで聞こえてくるパライブの歌詞に元気づけられるとこまでが、「そうか、またライブはあるんだな。よし来年まで生きよう」としみじみ感じるところまでが、そこまでが、実は『製作側のプレイ』だったんだよ!! ということです。

 家に帰るまでがラブライブだったんだよ!! ありがとうございましたァ!!

 

 追記。

 SSAのけやき広場がライトアップされていて「リアルスノハレ!」とばかりに興奮して、撮影したはいいものの、多少急いでいたこともあって、ブッレブレ。落ち着いて撮ればよかった……。

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